肩の開きは結果である

投球指導では、

「開くな」
「肩を残せ」

と言われることがあります。

しかし、肩を止めようとしても改善しない選手は少なくありません。

なぜなら、

肩の開きは原因ではなく結果だからです。

なぜ肩は開くのか

肩が開く選手の多くは、

・腕で形を作る
・骨盤と胸郭が一緒に回る
・胸郭のねじれが少ない

という特徴があります。

その結果として肩が早く開いて見えます。

つまり、

肩が開いていることが問題なのではなく、

肩が開く原因が問題なのです。

胸郭のねじれとは

投球では骨盤の回転だけでは十分なエネルギーを作れません。

重要なのは、

みぞおちより上の胸郭がねじれることです。

胸骨を中心として左右の肋骨が入れ替わることで、

・肩が開きにくくなる
・腕が遅れて出てくる

という変化が起こります。

手で作らない

胸郭が動かない選手は、

腕を後ろに引いたり、
グローブを我慢したりして、

形だけを作ろうとします。

しかし、

本来は胸郭が動いた結果として腕が残ります。

腕を残すのではなく、

胸郭を動かした結果として腕が残る。

ここが重要です。

まずは気づくこと

多くの選手は、

・肩から動いている
・手で形を作っている
・骨盤まで一緒に動いている

ことに気づいていません。

改善の第一歩は、

「できること」

ではなく、

「できていないことに気づくこと」

です。

気づくことができれば修正できます。

気づかなければ修正することはできません。

まとめ

肩の開きを直そうとする前に、

胸郭が動いているかを確認してみてください。

投球動作では、

肩や腕ではなく、

胸郭のねじれが大きな役割を担っています。