
投球動作の改善には、動き方を理解することに加えて、その動きができる身体の状態をつくり、継続して整えていくことを大切にしています。
今回は、神経整体を受講されていた方のお子さんへの指導でした。施術で動きを引き出し、フォームについては言葉で説明する方法でアプローチしました。
今回の投球動作で見られた課題
今回の選手は、股関節を引き込もうとする意識によって、股関節を支点とした頭までの距離が長くなり、骨盤が遠回りするような動作が見られました。
そこで着目したのが、下部胸椎を含む胸郭の回旋です。
下肢・骨盤・腰部・胸部・頭部をひとまとまりにせず、それぞれが動きながら連動できる状態を目指しました。
ヒンジの意識と上半身の回旋
股関節から身体を折りたたむ「ヒンジ」の意識が強いと、身体の硬い選手では胸腰部まで固めてしまうことがあります。
その結果、上半身の回旋を使いづらくなり、股関節の回転に頼った投球動作になりやすいと考えています。
施術と動作指導を組み合わせる
今回は施術を通じて関節の動きを引き出し、そのうえで、投球時にどのように身体を使うかを伝えました。
さらに、ご自宅でも継続して施術していただけるよう、お父さんにも今回のアプローチをお伝えしました。
ご家庭での継続を大切に
その場で動きが変わることだけをゴールにせず、日々のケアと練習を重ねながら、動きやすい状態を育てていく。
そのために、ご家庭での継続も大切にしています。
外からフォームの形を強制的に変えるのではなく、身体の内側から動ける状態をつくる。
動作指導と身体へのアプローチを組み合わせ、継続的な改善につなげていきます。